Vol.5水江未来監督特集

日時: 2016年1月29日(金) ①18:00~ ②19:30~ 2回上映
会場: ブックカフェギャラリーQuiet Holiday

◆Skypeトークゲスト
水江未来監督

細胞、図形、色彩がスクリーンを縦横無尽に動き回る。
それはアニメーションが持つ、原始的で、代えようのない《歓喜》
その歓喜は、音楽に、他のアニメーションに、遂にはジャンルを越え有機的に結合していく。
抽象エンターティナーが紡ぎだす、新たなステージの物語は留まることがない。

『FANTASTIC SELL』

多摩美術大学3年生で作った処女作。
広島国際アニメーションフェスティバル正式上映。
細胞とアニメーションの出会い。
楽しい抽象アニメーション作家・水江未来の誕生。

【6’45″/2003】

『JAM』

一度まれた生命は、一緒になったり喧嘩をしながら、止めどなく増え続ける。
画が、音楽が、いつしか世界を覆い尽くす。
生命はいつだってジャムセッション。

音楽:Kai&Co
【2’46″/2009】

『TATAMP』

アニメーションは音楽だ!
音に合わせて細胞が現れ、消えていく。
細胞の奏でるシンフォニー、
細胞オーケストラ・ショーの開幕。

共同監督:須田伸一
音楽:twoth
【5’38″/2011】

『MODERN No.2』

私たちは振り向くことなく突き進んだ
私たちは加速度的に世界を形成していった
私たちが築いたこの世界は、いったい何だったんだろうか?

音楽:twoth
カラーデザイン:水江未来 銀木沙織
【4’08″/2011】

『AND AND』

パリコレ等の音楽を手がける松本亨の楽曲とのコラボレーションによる生命の曼荼羅。
チェコ・アニフェスト国際アニメーション映画祭ミュージックビデオ部門最優秀賞受賞。

音楽:松本亨
【6’50″/2011】

『ピコトピア』

世界一小さいものが見えるX線レーザー施設SACLA(さくら)が映し出す、
愉快で不思議な細胞たちのメタモルフォーゼ。

音楽:twoth
【2’03″/2013】

『POKER』

デビュー10周年を迎えたトクマルシューゴのMVであり、
実験アニメーションの父・ノーマン・マクラレンの生誕100年を記念するオマージュ作品。

共同監督:中内友紀恵
音楽:トクマルシューゴ
【3’38″/2014】

『TENSAI BANPAKU』

2014年12月26日、東京キネマ倶楽部で開催された、
音楽フェス­「天才万博」のオープニングアニメーション。

企画:西野亮廣
音楽:渡邊崇
【4’01″/2015】

『RETRO FUTURE』

鉄腕アトムの足音を生み出した、
伝説の音響デザイナー・大野松雄が半世紀ぶりに手がけるアニメーション作品。

音響:大野松雄
【6’55″/2015】

水江未来

MIZUE MIRAI

1981年福岡県生。アニメーションによる抽象表現を追求し国際映画祭を舞台に活躍している。
2002年から多摩美術大学グラフィックデザイン学科で片山雅博氏に師事し、アニメーション制作を始める。
世界5大アニメーション映画祭(アヌシー・オタワ・ザグレブ・広島・シュトゥットガルト)に作品がノミネートされ、アニマドリード2009(スペイン)では、準グランプリを受賞。
インディペンデント・レーベルCALFの設立メンバーで、同レーベルから作品集DVDも発売。
山田悠介『ブレーキ』の表紙、『月刊:小説すばる』にて平山夢明の扉絵を手掛けるなど、イラストレーターとしても活躍。
TOKYO ANIMA!実行委員。
日本アニメーション協会・理事。国際アニメーションフィルム協会日本支部・会員。

http://miraifilm.com/

 


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