G9+1 結成第1 作。

現代風にアレンジされた＜八木節＞のリズムに合わせて繰り広げられる、十篇の幻想譚。
ベテラン作家たちによる名人芸、最初の快作。
第9 回TOKYO 国際アニメアワードグランプリ受賞のほか、
韓国SICAF、ブラジルANIMA MUNDI など海外の国際映画祭でも上映。

音楽：内藤慎也
【8 分/ 2005年】

画面にポツリと描かれた＜穴＞を軸に構成するオムニバス。

その全てのエピソードに、ヴァラエティと統一感を工夫しつつ、
全篇ノンストップの楽曲を担当したのが、
作曲家／ジャズ・ピアニスト／アレンジャーとして大活躍の島 健。
29 分におよぶ、｛（G9+1）×SHIMAKEN｝の一大セッション作品

音楽：島 健
【29 分/ 2009年】

＜地球温暖化＞をテーマに取り組んだ、G9+1 第4 作。

異才・丸山正範による壮大な組曲を得て、
いま、東京に暮らす作家たちの、各々の危機感が交錯する意欲作。

音楽：丸山和範
【11 分/ 2011年】

永遠の未完成都市「tokyo」に聳え立つ、奇怪な G9 タワー。
その窓に浮かび上がる幻想を、
稀代のベテランアニメーション作家たちが描き出す第 5 作。

台詞、効果音は一切なし！
壮大なブラスセクションをフィーチュアした
「tokyo ジャズ組曲」も聴きどころ。

音楽：島 健
【14 分 30 秒/ 2013 年】

前作から三年ぶりの新作テーマは、「○○天国」。
いよいよリラックスしたメンバーの自由奔放な展開と、
もはや G9 作品に欠かせぬ存在となった島健の、的確で美しい楽曲。
特別ゲストキャラや、いつか聴いた懐かしい旋律など、
今だから想う、メンバーたちのリスペクトに満ちた隠し味も愉しい、
22 分間の「アニメーション天国」

音楽：島 健
【22 分/ 2013 年】

現存する日本最古のアニメーション映画
『なまくら刀』公開から2017 年には百周年を迎えました。
その 100 年のうち、50 年以上のキャリアを持つG9+1 のメンバーたちが、
『なまくら刀』とアニメーションへの敬意をこめて、記念作品をお贈りします。
楽しく、懐かしく、そして新しい。
10 人の作家による 100 年目のオムニバス新畫帖をお楽しみください！

画像上段左より：
きらけいぞう『剣豪在りて』／鈴木伸一『平成なまくら刀』
ひこねのりお『桃太郎 踊る鬼ヶ島の巻』
古川タク『コールでメリエスを』／福島治『なまくら侍』
西村緋祿司『花カンザシ』／島村達雄『なまくら刀』
和田敏克『御誂なまくら刀始末』／大井文雄『オールドムービー』
一色あづる『大正ガールズ』

【6 分 30 秒/ 2017 年】