2020年 1月11日(土)
16:00~(約90分の予定)
一般:1000円+1ドリンクオーダー
高校生以下:800円+1ドリンクオーダー
「Animation Runs!」プロジェクト(姫路シネマクラブ事務局内)
e-mail: animation.runs@gmail.com
GOLD Castle Coffee
〈大阪府箕面市桜井2丁目10番5号〉
http://gldcastle.com/
アニメーション作家 鋤柄真希子監督による最新短編アニメーションを、同監督の過去の作品の上映や、制作者本人による解説を交えつつ上映いたします。
●上映作
『深海の虹』(最初と最後の2回上映)
『カラスの涙』
『雪をみたヤマネ』
上映間に鋤柄真希子監督、松村康平氏(脚本・撮影)、島田淳子氏(劇作家・翻訳家)によるトーク。
関連品の物販も行います。
黄金よりも美しい海の世界――
マッコウクジラが太陽を飲み込んで、深い海の底へと潜っていく。
ダイオウイカへと受け繋がれた太陽の光は、幾千ものイカの子どもとなって星のように輝き産まれる。
深海で繰り返される愛の営みは、今宵も月夜に虹を架ける。
産卵を終えたダイオウイカが、自らの生命に別れを告げる。
そしてクジラは、今日も太陽とともに宇宙のリズムを刻んでいる。
アニメーション・監督: 鋤柄真希子
撮影・脚本: 松村康平
音楽:竹村延和
助成:メディア芸術クリエイター育成事業
【 2019 / 10′56″ 】
冬の草原が静かに雪で包まれる頃、冬眠中のヤマネが夢から目を覚まします。
冬には決して目を覚ますことのなかった、ヤマネに起こった束の間の奇蹟。
監督:鋤柄真希子
撮影:松村康平
音楽:前河憂祐
【 2010 / 6′15″ 】
夜明け前に、霧が深く立ちこめる時はカラスの弔いが行われるという。
雲の中で魂とその死をよく知るカラスの記憶が融け合い、生命が引き継がれていく。
監督:鋤柄真希子
脚本・撮影:松村康平
音楽:竹村延和
助成:文化芸術振興費補助金
文化庁メディア芸術祭新人賞受賞
【 2013 / 8′00″ 】
1982年、大阪生まれ。京都工芸繊維大学後期博士課程単位取得退学。
大学在学中よりマルチプレーン技法による手描きアニメーション制作を開始。
2008年、処女作『蜉蝣』で NHK デジタルスタジアム今敏セレクション。『雪をみたヤマネ』(2010)、『やまなし』(2011)
が国内外の映画祭で上映。
2013年、『カラスの涙』で文化庁メディア芸術祭新人賞受賞。
また、2015年より人形劇団 JIJO とのコラボレーション作品『バナナ裁判』は全国各地で上演されている。
現在、大阪在住。
SUKIMAKI ANIMATION 主宰。
http://sukimaki.com