2020年 7月25日(土)
(1)14:00~
(2)17:00~
(各回同内容・約2時間30分の予定)
※各回6名限定・完全予約制といたします。
●参加ご希望の方は、件名を「ホライズンブルー予約」として、下記の内容をメールにてお送りください。
・氏名(複数の場合は、ご本人を含めた人数)
・参加される回
なお、内容に変更が生じた場合は、速やかにご連絡をお願いいたします。
新型コロナ感染対策となります。何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
一般:1200円+1ドリンクオーダー
高校生以下:800円
「Animation Runs!」プロジェクト(姫路シネマクラブ事務局内)
e-mail: animation.runs@gmail.com
※諸感染症の対応について
ブックカフェギャラリーQuiet Holiday
〈JR・山陽姫路駅より姫路城方面(北)に向かって徒歩約10分〉
(クリックすると大きな画像が表示されます)
1990年東京。
男性を恐れながら生きてきた春子は、同じ会社に勤めている年下の啓介と結婚、長女・由季を出産したが育児に一人で苦しむ。
春子は様々な精神科を転々とするばかりだった。
ある日、鬱屈した想いが爆発し啓介と激しく衝突した春子は、都立病院に強制入院させられる。
数日後には退院するも、絶望の日々を送っていた春子に、保健所のケースワーカーが家族問題専門の精神科診療所を紹介する。
医師のカウンセリングにより、今まで忘れかけていた春子の幼児期・子ども時代に受けた心理的虐待体験がよみがえってきた。
1990年頃、全国では同じ体験を持つ人々が、回復のためのグループを作り始めていた。
《アノニマス》と呼ばれる匿名原則の集まりである。
そこに参加していた春子は、ようやく母親と正面から対話する日を迎えた。
母親の口から語られた出来事は、まったく予想外のショッキングな内容であった。
『ホライズンブルー』は「月刊漫画ガロ」(旧青林堂発行)の 1988年9月号から1990年1月号まで連載された漫画家・近藤ようこ氏の作品。
映画版『ホライズンブルー』では原作の人間ドラマに加え、児童虐待・機能不全家庭の当事者20名の体験談をもとに脚本が執筆された。
本作品は「プレスコ(事前録音)」方式により制作され、36名の声優によって1996~98年に行われた収録は計4時間分に及んだ。
更にそれを半分の2時間に縮めた後、24年という期間をかけ、一人の自主映画作家が仕事の合間に絵や音を付けた。
本作品は絵が動く部分もあるが、基本的にアニメーションではなく、紙芝居形式の絵に実写を交えた映像になっている。
112分/ゴールデンセクションサイズ(1:1.618)/2019年
脚本・潤色・演出:R・H・アノニマス
作画・撮影・編集・音響・録音:原田 浩
音楽:佐々木隆洋、深尾紀州
原作:近藤ようこ(青林工藝舎刊)
企画・製作:密閉映劇 霧生館
公式サイト:密閉映劇霧生館 http://kiryukan.hariko.com/
詳しい情報はこちらまで→ 『都市投影劇画 ホライズンブルー Horizon Blue』
※刺激の強い描写、光が点滅し画面が大きく揺れる場面が含まれています。