『残り香』
『21世紀への列車の到着』
『Showery intersection』
『京都学生祭典本祭オープニング映像』
『/最後の/僕は/』
『包/つつむ』
『Reborn』
『アノナツココナツ』
心に染みついて消えない記憶に吸い寄せられ、振り回される。
幼少の頃の現実とその時の感情が一致しない、置いてけぼりの感覚をアニメーションで表現した。
【 2022年 / 2分28秒 】
リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』がはじめて公開された時、観客は向かってくる列車の動きに圧倒され叫び声を上げ、逃げ出したという。
映像には元々不安や恐怖を呼び起こし、正気を失わせるものがあるのではないだろうか。
18世紀末から幾度となく上映され、そのたびにラ・シオタ駅へ間違いなく到着してきたであろうフランス列車を、
21世紀を生きる私の最寄り駅から出発する通勤電車と衝突させ、映像上の脱線事故を引き起こし、当時の観客が少なからず抱いたであろう視覚的驚きを再現できないかと考えた。
架線柱はコロナで営業停止の打撃を受けたスクリーンの暗喩であり、『ラ・シオタ駅への列車の到着』の墓標、または次の時代への指標でもある。
【 2020年 / 1分25秒 】
ある雨の日。交差点を歩く青い『彼』
黄色い『子供達』そして赤い『彼女』
彼等は信号が変わる僅かな時間に邂逅し
交差していく。
【 2021年 / 1分30秒 】
クライアントワークとして制作した、第19回京都学生祭典本祭のOP映像の音源を一新し、スタジオクロノのオリジナル版として発表します。
【 2021年 / 1分17秒 】
遠慮の塊という言葉があるように私たちは最後の一つを食べずに残す風潮がある。
考えが皆、一致してしまうことでエラーが発生し、結局誰にも食べられない切なさを素麺で表現した。
譲り合いの本質とは何だろうか。
【 2021年 / 2分11秒 】
ロトスコープ、コラージュ、フォトグラメトリーなど様々な手法を組み合わせたアニメーション作品。
私たちは常に人の愛情や優しさに包まれて生きていると思っています。
しかしその包みが重く感じてしまったり、オブラートに包み過ぎて孤独を感じてしまったりと包む行為の連続性によって人との関係性は変化してくのではないかと思いました。
そんな中でも陰で愛情に包んでくれており、そういった関係を大事にしていきたいと思いこの作品を制作しました。
【 2022年 / 5分35秒 】
純粋な感情を追求した作品。
色鉛筆とクレヨンを用いて子供の頃と現在の自身の心情を交差させながら、新たな表現を生み出していこうという試み。
【 2022年 / 5分4秒 】
ドーナツショップでアルバイトをする大学生、タカハル。
代わり映えのない毎日を過ごす彼の生活が、オーブンの下からあらわれた小さな少女によって少し、変わろうとします。
【 2021年 / 14分27秒 】